会員活動紹介シリーズ①

 【支部会員のお元気な日常等ご紹介するコーナーです】 
ご意見等は支部HPご意見窓口にてお待ち致しております。

 皆様こんにちわ。本日は天草市在住同窓会員の奮闘と貴重な成果の一つをご紹介したいと思います。後期高齢期という年代を迎えても、今日もアスリートとして果敢に活動される姿を一緒に学び、元気の有難さや大切さを再認識できればと思います。 

 ご紹介する方は、濱崎二丸氏(S45年米英科卒)。濱崎氏は、ご存知と思い ますがトライアスロンという競技の現役アスリートです。この1年で開催され た20余数の大会で、各完走者の中から年齢別に分けての総合評価を経て決定され、エイジ別に一人だけが選出されるのですが、なんとその年間チャンピョン という誉れ高き栄誉を手にされました。 

 濱崎氏は75~79才クラスであり、本年4大会出場で見事な戦績です。参加大会を紹介しますと、5月横浜大会1位、6月福岡同1位、9月富士河口湖同1位、そ して10月宮崎大会では2位という素晴らしい結果を収められました。同シリー ズで同じクラス完走者23名の中からチャンピョンに選ばれたとのことです。

濱崎氏のトライアスロンとの出会いは、氏が高校教師時代の39才、本渡市( 現天草市)で開催された第1回天草国際トライアスロン大会での運営ボラティアとして一役割を担った時でした。この天草大会はオリンピック正式競技内容としては国内初採用であり、大変重みある大会でした。翌年第2回大会は惹か れたように一アスリートとして競技に参加しました。それ以来、勤務地の異動 後も含め今日まで、コロナ禍での中止を除き、36年間で120大会に参加をしてこられました。 

 ご自身のスポーツとのご縁は、「高校で卓球部。大学では初心者ながら柔道を選びましたがこの期間で今日の基礎体力が養われたと思うのです。高校教員となってからは、20代では柔道部、30代は水泳部の顧問になり、その関係で天草で初開催のトライアスロン大会へのボランティア運営役として出会いを得ました。その後は異動先でも陸上、柔道、水泳の各部の顧問をする傍ら、60才定年を迎えましたが、それ以後も今日までずっとトライアスロンに挑戦し続けて来ました。」 

 「こうして、大会参加の体力等を維持するための精進が心身のリフレッシュに繋がっていることは事実ですし、今後も80才を区切りとしての大会参加に備 えてゆっくり頑張って参りたいと思います。一昔前は鉄人レースとも言われま したが、今は体調維持に自分ペースで出来る素晴らしい有酸素運動です。」 

 以上コメントですが、なんという挑戦でしょうか。トライアスロンへの愛着 と、競技参加への勧誘等々、飽くなき情熱をうかがい知ることが出来ます。 

 競技は一般にスタンダードで、スイム1.5km・バイク40km・ラン10km通算距離では51.5kmですが、濱崎二丸氏が所属するJTU(日本トライアスロン連合)天草クラブでは、(競技普及と参加者拡大を期して工夫策を打ち出し) 「天草宝島国際トライアスロン大会」の実行委員会が、来年度の大会を6月4日とし、新たに初心者やシニア向けに距離をそれぞれ半分にした「ゆるっと天草」を設定することに決めたことが熊日新聞に記事が掲載されました。 

 これから、初心者やシニア層の皆さんのご参加が期待されるところです。濱崎様には今後のご健康とトレーニングで目標へ更に近づかれることご祈念します。又支部へ情報ご提供に深謝、私達も元気を頂きました。

最後に今後会員情報のHPでの広報力向上・支部浸透を皆様にお願いし、ご紹介と致します。

令和4年12月吉日 熊本支部HP担当 

下記資料は 濱崎二丸氏ご提供 JTUクラス別年間チャンピョン紹介

トライアスロンエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズスタンダード
距離51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)で2022年は全国25の対象大会で行われた。
各自出場した大会で自分の成績の良かった4大会がポイントに加算される。
私は5月横浜(1位)、6月福岡(1位)、9月富士河口湖(1位)、10月宮崎(2位)の4レースに出場し最終的に2022年の年間チャンピオンになった。
ちなみにこのシリーズで完走した選手数(男子)は80~84歳が6名、75~79歳が23名、70~74歳が91名で最も多いのは50~54歳の年代で1000名を超えていた。