令和4年度定時総会を開催しました

幹事長 中村 裕彦 (平成13年経済学研究科卒業)

令和4年11月12日、アークホテル熊本城前において熊本支部総会が開催されました。コロナ禍の影響で4年ぶりの対面での支部総会となりました。少しずつですが日常の活動を取り戻しつつあることは嬉しいことです。Withコロナの時代になってからはウェブ会議が増えました。ウェブ会議には会場費がかからず移動時間の節約等のメリットがありますが、対面の会議には五感に訴える良さがあると実感しました。諸事情により今回、支部総会に参加できなかった方も次回は是非、参加して頂きたいと思います。

今回の支部総会では、総会に参加できない方のメッセージが例年に比べ多く寄せられました。総会には参加できないものの、同窓会に対する関心はあることの現れであり嬉しい変化だと思います。

例年ですと支部総会の後に懇親会を開催しますが、今回はコロナが収束していないことを考慮し懇親茶会を開催しました。これは新しい試みで、お酒が苦手な人や家庭の事情で早く帰らないといけない人も参加しやすくなるので、同窓会の参加者が増える可能性がある良い試みだと思います。

懇親茶会で熊本支部のホームページの立上げに関する報告がありましたが、これも同窓会の参加者が増える可能性がある取り組みだと思います。時代の流れに伴いこれからの同窓会の活動はバーチャルなものが増えリアルなものが減っていくことが考えられるので、これからも新しい取り組みがなされていくものと考えられます。

また、懇親茶会のなかで本部の隅川副幹事長から同窓会の法人化について講話がありました。法人化することで同窓会という組織がこれからも存続していくことに寄与するであろうことについては一定の想像が出来ますが、個々の同窓生にとって法人化することがどれだけの意味を持つのかについては様々な意見があるのが現状だと思います。熊本支部は創立50周年を迎えましたが、さらに50年、同窓会を続けるにはどうしたらいいかを考えるとこれまで同窓会を立上げ維持してきた先輩方の熱意には頭が下がる思いです。さらに50年、同窓会を続けるには現役世代の熱意が必要なのだろうと思います。私も現役世代ですが、日常に追われ、すっかり疲れ切って熱意を持って何かに取り組む余裕がありません。若い世代が熱意を持てるよう少しだけ余裕が生まれれば、同窓会の発展にも寄与するのではないかと期待しています。

以上
(令和4年12月 中 村)